李建志

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李 建志(り けんじ、1969年 - )は、在日韓国人三世の研究者(表象社会論比較文学比較文化)、関西学院大学教授。

来歴[編集]

東京都品川区生まれ。本籍は大韓民国済州島。1987年日比谷高校卒業。1992年中央大学卒業。1994年東京大学大学院総合文化研究科比較文学比較文化専攻修士課程修了。2000年東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻比較文学比較文化博士課程満期退学。2000年京都ノートルダム女子大学専任講師、2003年県立広島女子大学(県立大学統合で県立広島大学)助教授・2007年准教授を経て、2010年関西学院大学社会学部教授(フィールド文化学)。専攻は表象社会論、比較文学比較文化・朝鮮文学朝鮮文化。京都国際教会(プロテスタント)所属。妻は大阪国際大学国際コミュニケーション学部教授の齋藤由紀[1]。李建志と齋藤由紀は京都ノートルダム女子大で同僚だった。

名前は李建志(り けんじ)とし、韓国風の読み方を拒否している。李という明らかに日本人ではない苗字を使いつつ、なぜ「けんじ」という名前にしているかは、彼の最初の単著である『朝鮮近代文学とナショナリズム「抵抗のナショナリズム」批判』できちんと説明されている。それは単純な日韓あるいは日朝の二項対立を拒否するところに端を発しているようだ。また彼には妻はいるが、それ以外に家族といえるものがいないと齋藤由紀との共著本である『京都の町家を再生する―家づくりから見えてくる日本の文化破壊と文化継承』で述べている。

現在執筆中の『李氏朝鮮 最後の王 李垠評伝』の第1巻の冒頭で、「従軍慰安婦像」や「徴用工像」といった韓国で今世紀に入って展開している問題を批判している。また安重根伊藤博文を殺したことも根拠を示した上で「テロ」と位置付ける。しかし日本の朝鮮侵略を認めるようなことは、彼の著書を見る限りまったくない。そればかりか、日本による朝鮮や台湾満州の侵略を批判してもいる。

著書[編集]

脚注[編集]

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外部リンク[編集]