成安造形大学
成安造形大学 | |
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![]() 成安造形大学キャンパス
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大学設置 | 1993年 |
創立 | 1920年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人京都成安大学 |
本部所在地 | 滋賀県大津市仰木の里東4-3-1 |
キャンパス | 上記本部所在地 |
学部 | 芸術学部 |
ウェブサイト | 成安造形大学公式サイト |
成安造形大学(せいあんぞうけいだいがく、英語: Seian University of Arts and Design)は、滋賀県大津市仰木の里東4-3-1に本部を置く日本の私立大学である。1993年に設置された。大学の略称は成安、成安造形大など。
目次
概要[編集]
成安造形大学は、1920(大正9)年に学祖である瀬尾チカが、京都市に成安裁縫学校を設立したことにはじまる。その後、1950年(昭和25年)に成安女子短期大学開設、1993年(平成5年)に学校法人名を京都成安学園に改称し、成安造形大学が開学する。
沿革[編集]
- 1920年(大正9年) - 成安裁縫学校創立
- 1921年(大正10年) - 京都成安技芸女学校に改称
- 1923年(大正12年) - 京都成安女子学院に改称
- 1930年(昭和5年) - 成安幼稚園開設
- 1932年(昭和7年) - 財団法人京都成安女子学園開設
- 1940年(昭和15年) - 京都成安高等女学校設立
- 1946年(昭和21年) - 京都成安女子専門学校設立
- 1947年(昭和22年) - 京都成安中学校開設
- 1948年(昭和23年) - 京都成安高等学校開設
- 1950年(昭和25年) - 京都成安高等女学校廃止、成安女子短期大学開学。京都成安高等学校を成安女子高等学校に、京都成安女子中学校を成安女子中学校に改称
- 1951年(昭和26年) - 学校法人京都成安女子学園に改組
- 1975年(昭和50年) - 成安向日幼稚園開園
- 1976年(昭和51年) - 成安幼稚園を閉園、成安向日幼稚園を成安幼稚園に改称
- 1987年(昭和62年) - 成安女子短期大学長岡京キャンパス完成、移転
- 1993年(平成5年) - 学校法人名を京都成安学園に改称。成安造形大学開学。成安女子短期大学を成安造形短期大学に改称、共学化
- 2000年(平成12年) - 成安女子中学校・高等学校を京都成安中学校・高等学校に改称、共学化
- 2002年(平成14年) - 成安造形短期大学を学校法人大阪成蹊学園に設置者変更
- 2007年(平成19年) - 京都成安中学校・高等学校を学校法人京都産業大学に設置者変更、これに伴い校名を京都産業大学附属中学校・高等学校と変更
- 2010年(平成22年) - 造形学部デザイン学科・造形美術学科を募集停止し、全学科を芸術学部芸術学科に改組。学園創立90周年。
- 2013年(平成25年) - 成安造形大学 開学20周年。
学部・学科[編集]
成安造形大学は、芸術学部芸術学科の中に、6つの研究領域、21の専門コースを設けている。 1年次は経験の差に関わらず、表現することの面白さを体験してもらい、意欲をもって芸術を学べるように、全領域の学生が1年次にしっかりとファウンデーション実習(基礎実習)を行う。造形活動に必要な知識やスキルを身につけるだけでなく、表現していく過程で発見や感動を通して、「視野を広げていく楽しさ」を体験。2年次からは希望のコースに分かれ、専門コースの学びを深める。しかし、よりオリジナリティの高い表現スタイルを身につけるため、興味をもった他領域・コースの学びを比較的容易に取り入れることが可能。横断的な学びにより視野を広げ、他領域の学びを取り入れることで、より専門性を深めていくことができる。 また、領域・コースの変更にも柔軟に対応し、学生一人ひとりに合った学びで、より高度な専門性を追求する。
芸術学部 芸術学科[編集]
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総合領域
- 総合デザインコース
- 情報デザイン領域
- グラフィックデザインコース
- 情報デザインコース
- 写真コース
- 映像コース
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空間デザイン領域
- コスチュームデザインコース
- プロダクトデザインコース
- 住環境デザインコース
- 地域実践領域
- クリエイティブ・スタディーズコース
キャンパス[編集]
- 本館棟(スパイラルギャラリー)
- 図書館棟(附属図書館、情報メディアセンター)
- 実習A棟(総合領域研究室、人体表現研究室、コンピュータルーム)
- 実習B棟(コンピュータールーム、撮影スタジオ白/黒、イラストレーション領域研究室)
- 実習C棟
- 実習D棟(染色室、鉄工ラボ)
- 実習E棟
- 実習F棟(版画ラボ)
- 実習G棟(メディアデザイン領域研究室、ライトギャラリー)
- 実習H棟(美術領域研究室)
- 実習I棟(空間デザイン領域研究室、インターネットカフェ、ブロードキャスティングスタジオ、プリントルーム、ギャラリーアートサイト、ギャラリーウインドウ)
- 実習J棟(造形ラボ、ギャラリーキューブ)
- 聚英館(学園歴史資料室、聚英ホール)
- 体育館棟
- 食堂棟(学生食堂、購買部「リブレ」)
- カフェテリア「結」紀伊國屋(ミュージアムショップ)
関連機関[編集]
キャンパスが美術館[編集]
「キャンパスが美術館」は、その名称の通り「芸術大学のキャンパス=美術館」と見立てた回遊式の「美術館」。学校法人京都成安学園の創立90周年を記念して2010年10月にオープン。キャンパス内に点在する9つのギャラリースペースで年間を通じて展覧会を鑑賞できる。教育・研究の場、および地域交流の場となることをコンセプトに、在学生・教職員・卒業生に発表の機会を提供し、また、国内外で活躍するアーティストの企画展を行い、幅広く表現活動を紹介している。さらに、滋賀ゆかりの企画展示を積極的に行い、芸術を通して地域の魅力を発信し、地域交流の機会提供に努めている。毎年、テーマを設定した総合芸術祭「SEIAN ARTS ATTENTION(セイアンアーツアテンション)」を、すべてのギャラリースペースを利用して約1ヶ月間開催している。常にアートを身近に楽しめるだけでなく、展示する側や運営する側の観点も自然と養うことができる。
地域連携推進センター[編集]
地域連携推進センターは、成安造形大学の基本理念「芸術による社会への貢献」を具現化し、地域・社会・企業と学生をつなぐ架け橋となることを目的に、官公庁、企業、各種団体、個人との間で、さまざまな連携事業を推進している。滋賀県唯一の芸術大学であるリソースを活かして「結ぶ、つなげる、広げる」を命題にプロジェクトを展開し、学生のスキルアップや連携先の発展、そして地域社会全体の活性化を目指している。
附属近江学研究所[編集]
近江文化・風土と、芸術の持つ創造精神とを結びつけ、新たな可能性を探求する研究機関。また、その研究、教育活動、文化復興活動に一般からも参加できるよう、会員制研究会「近江学フォーラム」を設立。地域に根づく文化・風土の調査や研究など、多岐に渡って活動している。
附属芸術文化研究所[編集]
文化と芸術に関する諸分野の学術研究を深め、大学の教育・研究活動へ活かすと同時に、研究成果を広く社会に公開している。学術・文化をより推進することを目的として、公開講座の開講をはじめとする様々な事業を行っており、教員の多様な研究内容の一端に触れることができる。
交通機関[編集]
JR京都駅からJR湖西線でおごと温泉駅へ約20分、そこから成安造形大学まではスクールバスが出ている。学生だけでなく、大学に行く人は無料で乗車できる。
大学関係者[編集]
- 成安造形大学の人物一覧を参照
外部リンク[編集]
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滋京奈地域人材育成協議会
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会員校 | ||||||||||||||||||
滋賀県 | 京都府 | 奈良県 | ||||||||||||||||
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座標: 北緯35度6分32.6秒 東経135度54分8.3秒 / 北緯35.109056度 東経135.902306度